毎日、スッキリと明るい気持ちで過ごしたい。身の回りが片付いていて、予定通りに一日をやり切って、リラックスして寝る。そんなシンプルな生活を送るのが理想。でも、なんだかつい、だらだらと動画を観て過ごしてしまったり、物がごちゃごちゃと散らかっていて、時間も気持ちも余裕が無くなるということがないでしょうか。そんな時、頭や心の中に、もやもやする何かがあるかもしれません。
今回は、もやもやを探し出し、行動して、気持ちをスッキリさせて行くための方法をお話します。
1. 自分のもやもやの正体を知る
まずは、何に対してもやもやしているのかを明確にすることが大切です。次のような質問を自分に投げかけてみてください。
- 最近何が一番気になっている?
- 解決したいけれど、後回しにしていることは何?
- 心配や不安の原因は何?
これらの問いを通じて、心の中のもやもやの正体が少しずつ浮かび上がってくるはずです。
2. 書き出してみる
もやもやを言葉にすることは、心を整理するための重要なステップです。
例えば、以下のような形で書き出してみてください:
- お金:貯金が思うように出来ていない。将来が不安。
- 感情:職場の人間関係の悩み。
- 家事:キッチンの整理をしたい。
箇条書きにするだけでも、頭の中が整理され、「何に対して行動すればよいのか」が明確になります。
3. 解決までの行動を考える
書き出したもやもやの中で、それぞれの解決までの行動を考えてみましょう。全部を一気に解決しようとするのではなく、次のように、まず行動の大きさを小・中・大で考えてみてください。
- (小)今すぐ行動を起こせること
- (中)少し準備が必要なこと
- (大)長期的に取り組むべきこと
例えば、「キッチンの片付け」は冷蔵庫の整理だけ等ならすぐに出来そうなので(小)。「貯金」は家計の見直しをした後、効果が出るまで少し時間が必要なので(中)。「職場の人間関係」は自分の関わり方や環境を変えるなど、時間がかかる場合があるので(大)です。
4. 今すぐ起こせる行動を考えてみる
解決までの行動の大きさが分かったら、次に、最初に取り掛かれる具体的な行動を考えてみましょう。
- 「キッチンの片付け」:賞味期限切れの食品を処分するなど、簡単に出来る作業。
- 「貯金」:固定費や光熱費など、家計について家族と話し合う。
- 「職場の人間関係」:関わり方を変える。会社や友人へ相談。医療機関の受診。転職を検討する。
5. いつやるか決める
頭で考えているだけではもやもやは消えません。いつやるかを決めましょう。
- 「キッチンの片付け」:次のゴミ出しの前日にやる。
- 「貯金が出来ていない」:家族が揃う日に話し合う。給料日の前に家計を見直す。
- 「職場の人間関係」:会社や友人への相談日を決める。医療機関の受診日を決める。転職を検討する場合はいつ辞めるかを決める。
行動に移すことで、もやもやが少し解消され、心が軽くなる感覚を味わえるはずです。
まとめ
自分の中のもやもやを整理することは、気持ちよく過ごすための第一歩です。
気になることを一つずつ書き出して、まず出来ることを考え、小さな一歩を踏み出してみましょう。
小さなことからでも行動すれば、問題があっても、だんだんと前向きな気持ちにつながるはずです。そうなれば、時間や物も整理されて行きます。自分と向き合いながら、少しずつ前に進んでいきましょう。
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